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2022.11.01 お知らせ
「橋梁メンテナンス工事現場見学会」が開催されました。
岩手県が管理する橋梁(約2,800橋)は、建設後50年以上経過する橋梁の割合が現在の約4割から20年後には約8割と大幅に上昇する見込みであり、老朽化対策が深刻な課題となっています。(岩手県HPより)
岩手県では将来のインフラメンテナンスなどを担う土木技術者の確保・育成を目指し「橋梁メンテナンス工事現場見学会」を開催しています。今回は、早い段階から高校生にインフラメンテナンスに興味・関心を持ってもらうことを目的として、土木科の1年生を対象とした「橋梁メンテナンス工事現場見学会」が開催されました。
令和4年10月25日、盛岡工業高校 土木科1年生36名がタカヤの橋梁補修工事を見学しました。
1箇所目(中の橋)の現場では泉田所長より工事概要の説明を受けた後、実際に仮設足場の上に上がりハンマーで床版の状態を確認したり、VRを利用した危険リスクの疑似体験や、タブレットを活用した写真管理などを体験して頂きました。
2箇所目(新田町跨線橋)の現場では、小向所長に工事概要の説明を受けた後、コンクリートテストハンマーによる強度測定や剥落防止の最終仕上げの作業を体験して頂きました。
現場見学会に参加した生徒からは、「橋の安全を守るため老朽化を防ぐ重要さが分かった」、「人から見えないところでやる仕事こそ人のためになっていると思った」との感想が県に寄せられました。
タカヤでは、地元岩手県と協働して公共インフラ補修工事の必要性や重要性の理解を深めてもらうとともに、将来のインフラメンテナンスなどを担う土木技術者の確保・育成に貢献して参ります。