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2023.11.25 お知らせ
いわてまるごと科学・情報館に参加しました!
2023年11月25日(土)、岩手県政150周年記念事業「いわてまるごと 科学・情報館」が、いわて県民情報交流センターアイーナにて開催されました。
子どもから大人まで、県民の皆さまが科学・情報通信技術のもたらす未来社会を楽しみながら実感し、将来の人材育成や、最先端技術の活用を考えるきっかけとすることを目的としたイベント。
今回は日本技術士会からお声がけを頂き、タカヤ環境建設事業部(土木)が参加。
タカヤでは、日頃から現場業務の効率化や働きがいの向上を目指し、DX技術を積極的に活用しています。
本イベントでは、実際に現場において活用している主に2種類のDX技術をタカヤブース(展示・体験コーナー)にて紹介。
<3次元モデルの活用>
タカヤブースに設置した大きなモニターでは、以下のような3次元モデルを紹介しました。
工事が完成した時のイメージがわくように、3次元の建物図面と3次元スキャナーで測量した現場のイメージを組み合わせます。お客様と工事関係者の間で完成イメージを共有ことで認識のズレによるトラブルが未然に防げます。
【建物図面データ+測量データの3次元モデル】
また、工事現場では様々な種類の重機を使用します。その重機が現場の敷地の中でどのような動きをするか?重機の3次元モデルを活用して事前にシミュレーションします。
その結果、工事の施工計画(段取り)をより正確に整えることができます。
展示会場では実寸法に合わせた様々な重機モデルを画面上でクリック操作で動かす体験をしていただきました。
ご来場の子どもたちとコミュニケーションをとりながら、和気あいあいとした雰囲気の展示となりました。
【重機の3次元モデル】
<AR(拡張現実)技術の活用>
AR技術を現場で使用する建築資材(土管やカラーコーンなど)の配置計画を最適化するために役立てています。展示会場では、土管やカラーコーンの3次元パーツモデルをiPadの画面の中でアイーナのイメージ画像に重ね合わせて表示。まさに大きな土管をアイーナに持ち込んだような気分になります。好きなところに好きな建築資材(パーツ)を配置できるAR技術は、子どもたちに大好評。子どもたちの自由な発想が存分に発揮されていました。
【iPadを触る子供たちの写真】
タカヤブースへたくさんの方々にお越しいただきました。 時には列ができ、大盛況となりました。
タカヤでは中高生を対象としたイベントへの参加した経験はありました。しかし小さな子ども達が多く来場するイベントは初めて。専門分野の多い業界だけに、どのように楽しんでもらえるだろうと試行錯誤を重ねて臨みました。
目に見えて直感的に操作できるDX技術への、子ども達の反応は想像以上でした。タカヤとしても価値ある経験となりました。
会場には、様々な企業の最先端技術が集結。
このイベントを経て、科学・情報通信技術に興味をもつ方が増えていたら、参加企業として嬉しく思います。
将来どんなことだってできる子どもたち。
これからも様々な機会を通じて、その選択肢をどんどん増やしてあげたい、とタカヤは考えます。