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2024.12.01 お知らせ
いわてまるごと科学・情報館に参加しました!
11月30日(土)に、岩手県政150周年記念事業「いわてまるごと 科学・情報館」が、いわて県民情報交流センターアイーナにて開催されました。
昨年に続き日本技術士会の岩手県支部よりお声がけいただき、タカヤ環境建設事業部(土木)が建設業における最新技術の紹介をしました。
このイベントはいわての科学技術に関する体験や展示ブース・サイエンスショーなどを通して、最新の科学技術に見て・触れて・学べるイベント。対象とする年齢が未就学児から小学生程度ということで、多くの子供たちや保護者の方にご来場いただきました。
今回は、実際に現場で活用している主に2種類のDX技術をタカヤブース(展示・体験コーナー)にて紹介しました。
1つ目は、AR(拡張現実)による3次元データの投影です。現場で作成した3次元データを、iPadなどのモニターを通して現実空間へ投影できる技術で、実際の現場に仕上りのモデルなどを投影することによって干渉部分の確認や発注者等への説明に利用することが可能です。今回はお子さまへ向けた紹介なので、会場内へカラーコーンや工事看板などを投影して遊びながら体験していただきました。
AR(拡張現実)の画面
2つ目はiPhoneやiPadのproシリーズに搭載されているLiDAR機能を使用した技術です。これはレーザー光の反射を利用してモノや地形の距離を読み取る機能です。これによりiPhoneなどで簡易的に点群データを取得することが可能になり、そのデータと写真をもとに精度の高い3Dモデルを作成することができます。作成したデータは閲覧だけでなく、距離や面積の計測、また間取りの作成や内見モード(実際に現地にいるように閲覧する機能)など多彩な機能が利用可能です。今回は重機などを計測したデータを見たり実際の計測を実演したりなど、技術の体験をしていただきました。
LiDAR機能の画面
タカヤのブースへは延べ300人ほどがご来場いただき、終日子供たちで大盛況となりました。子供たちだけでなく保護者の方々も最新技術に興味を持っていただき、タカヤの仕事や技術を知っていただく貴重な機会になりました。
このイベントを経て、科学・情報通信技術に興味をもつ方が増えていたら、参加企業として嬉しく思います。タカヤでは、これからも様々な機会を通じて、子供たちに様々な可能性や選択肢を示してあげられる企業でありたいと考えます。