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2025.05.08 お知らせ

岩手県初! AI搭載カメラによる自動交通誘導システムが県公共工事に本格導入

~岩手県で初となるAI交通制御システム、人に優しい現場づくりへ~

2024年5月8日(木)、タカヤ(環境建設事業部)は、株式会社M・K・G(盛岡市/代表取締役 田畑克也)様のご協力のもと、AI搭載カメラを活用した自動交通誘導システムを、岩手県発注の建設工事現場において本格導入いたしました。

本システムの導入は、岩手県として初の試みとなります。

 

AIによる誘導メッセージがLED画面に表示され、自動制御を行う

 

建設業界では、深刻な人手不足や、事故リスクの高い過酷な労働環境といった課題が長年指摘されてきました。

今回導入されたのは、KB-eye株式会社(山梨県)が開発したAI画像解析を用いた交通制御システムです。

交通規制区間において、交通誘導をAIが自動で行うことで、現場の安全性向上と作業員の負担軽減が期待されています。

 

 

図:片側交互通行の省人化・ゼロ災害・付加価値化を実現するAI交通誘導システム 出典:KB-eye株式会社提供資料

 

導入により期待される効果

    1. 安定した交通誘導による安全性の向上
    2. 誘導員の無人化による人手不足の補完
    3. 受動事故(通行車両との接触等)の防止
    4. 交通量に応じたオンデマンド制御による効率化(赤信号待ちの抑制)
    5. 万が一の事故や違反車両の画像データ履歴保存が可能

 

本システムは、岩手県南広域振興局発注工事において正式に採用され、交通規制期間中は24時間体制で運用されています。

 

岩手県での初導入ということで、本件についてはメディア各社様にご取材・ご紹介いただきました。

IBC岩手放送 / 岩手朝日テレビ / NHK盛岡放送局 / テレビ岩手 / 日刊岩手建設工業新聞 / 読売新聞 (50音順)

 

導入現場の取材に応じる環境建設事業部 千葉雅司所長(NHK盛岡放送局 取材)

 

タカヤは今後も、「人に優しい現場づくり」を目指し、最新のテクノロジーを活用した新たな取り組みを推進してまいります。